学術論文を発表しました!
拙著論文が学術出版大手Taylor & Francis社発行の学術誌「Soil Science & Plant Nutrition」のウェブサイトに掲載されました。
Abe, S. S. (2016) Accumulation of free oxyhydroxides in termite (Macrotermes bellicosus (Smeathman)) mounds and the implications for their dynamics in a tropical savannah Ultisol. Soil Science & Plant Nutrition(印刷中)
この論文はわたしがアフリカで勤務していたときに研修生として受け入れた大西さん(当時、東京農工大院)、古手川さん(当時、高知大院)と一緒にナイジェリアでサンプリングした試料を、2013年度に生態工学研究室を卒業した千葉さんに卒業研究で分析してもらったデータを使用しています。
シロアリが土塚をつくることで、土壌中のケイ酸塩粘土だけでなく、遊離鉄鉱物の地表循環に影響を及ぼしていることを定量的に評価しています。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。なお、本研究は科研費若手(B)「土壌生態系改変者による鉱物風化作用の解明」から補助を受けています。